【サウナを深堀】「ロウリュ」と「アウフグース」の違い完全ガイド

こんにちは!サウナ・スパ健康アドバイザーのラクダです。
当てはまる人必見です!
- サウナについて深く知りたい
- アウフグースって何?
- サウナの楽しみ方を知りたい
サウナブームの中で頻繁に目にする「ロウリュ」と「アウフグース」。
どちらもサウナ室をさらに熱くするアツアツのイベントというイメージはありますが、その決定的な違いを説明できる人は意外と少ないものです。
この記事では、サウナ初心者の方が抱く「結局何が違うの?」という疑問をスッキリ解消します。それぞれの発祥や楽しみ方、体験の魅力がわかれば、次回のサウナ体験が何倍も刺激的でリラックスできるものになるはずです。
「ロウリュ」と「アウフグース」

サウナ室の湿度を高め、体感温度を一時的に引き上げるこの2つのアクションは、現代の日本のサウナシーンにおいて欠かせないエンターテインメントとなっています。
まずは、それぞれの言葉が持つ本来の意味と特徴を紐解いていきましょう。
蒸気をじっくり楽しむ「ロウリュ」
ロウリュは、サウナの本場フィンランドで生まれた言葉です。
本来の意味
熱したサウナストーンに水をかけた際に立ち上がる「水蒸気」そのものを指します。
本場のスタイル
フィンランドでは、サウナに入っている人が自分のタイミングで柄杓を使って水をかけ、自然に室温と湿度を調整するのが基本です。特別なパフォーマンスを伴わず、静かに蒸気を味わいます。
技と熱風の共演「アウフグース」
一方のアウフグースは、ドイツを中心としたヨーロッパのサウナ文化から発展したものです。
本来の意味
ドイツ語で「注ぐ」を意味し、発生した蒸気をタオルなどで仰いで入浴者に熱風を届けるパフォーマンスを指します。
本場のスタイル
「アウフギーサー(熱波師)」と呼ばれる専門スタッフが室内に立ちます。
音楽やアロマ、タオルの華麗なテクニックを駆使して、まるでライブショーのような空間を作り出すのが特徴です。
ロウリュとアウフグースの違い
「室温や体感温度を上げる」という目的は共通していますが、そのアプローチや体験の質には明確な差があります。
| 比較項目 | ロウリュ | アウフグース |
| 発祥の地 | フィンランド | ドイツ・オーストリア |
| 意味・行動 | ストーンに水をかけて蒸気を発生させる行為 | 蒸気をタオルなどで仰いで熱風を送るパフォーマンス |
| 主な目的 | 湿度と体感温度をじわっと上げる | 熱を直接体に届ける+エンタメ要素 |
| 誰が行うか | 利用者、または施設スタッフ | 専門スタッフ(アウフギーサー/熱波師) |
| 体感の印象 | 蒸気が充満し、じわっと熱くなる | 一気に強い熱波が押し寄せる(かなり熱い) |
| 演出・楽しさ | ほぼなし(静寂やリラックス重視) | 音楽・技・照明などのショー要素あり |
「静」のロウリュと「動」のアウフグース
ひと言でまとめると、ロウリュは「蒸気を発生させること」であり、アウフグースは「その蒸気をタオルで仰いで届けるパフォーマンス」です。
アウフグースという大きなイベントの中に、ロウリュが含まれていると考えると非常に分かりやすいでしょう。
日本独自のユニークな使われ方
日本のサウナ施設では、この2つの区別が少し曖昧になっているケースがよく見られます。スタッフがタオルで仰いでくれるアウフグース形式のイベントを「ロウリュサービス」と呼ぶ施設も少なくありません。
現代の日本のサウナでは、主に以下のように呼び分けられています。
- オートロウリュ:
機械が自動でストーンに水をかける仕組み 。 - セルフロウリュ:
入浴者が自分たちでストーンに水をかける、本場フィンランドに近いスタイル 。 - ロウリュサービス/アウフグース(熱波):
スタッフ(熱波師)がタオルやうちわで仰いでくれるイベント 。
職人技が光るアウフグースのテクニック
アウフグースの醍醐味は、なんといってもアウフギーサー(熱波師)のタオル捌きです。ただ仰ぐだけでなく、以下のような多彩な技が存在します。
- ランバージャック:
上から両手で前に力強く振り下ろす基本の技 。 - パラシュート:
後ろからふわっと振りかぶり、大きな風を下へ送り出す技 。 - エイト:
タオルで「8の字」を描くように滑らかに振り回す技 。 - ピザ:
ピザ職人が生地を伸ばすように、片手でタオルをクルクルと回す華やかな技 。
近年ではこれらを組み合わせ、ストーリーや音楽に合わせた「ショーアウフグース」として世界大会が行われるほど、エンターテインメントとして深化しています。
安全に楽しむためのポイント

「一気に熱波が来るなら、初心者にはハードルが高いかも……」と不安に思う必要はありません。以下のポイントを押さえれば、誰でも安心してその爽快感を味わえます。
座る場所は「下段」からスタートする
サウナの熱気や蒸気は高い場所へ昇るため、上段にいけばいくほど熱風を強く感じます。初めてアウフグースに参加する際は、まず一番下の段(下段)に座って体を慣らすのがおすすめです。
事前・事後の水分補給を徹底する
アウフグースイベントは、通常のサウナ入浴に比べて発汗量が格段に多くなります。
イベントが始まる前と終わった後は、必ず意識してしっかり水分を補給してください。
辛いときは「途中退室」してOK
アウフグースの途中で「熱すぎる」「息苦しい」と感じたら、パフォーマンスの途中であっても遠慮なくサウナ室を出て大丈夫です。
深呼吸でアロマの香りを感じる
多くのイベントでは、水だけでなく心地よい香りの「アロマ水」が使われます。熱風が来たら、ぜひゆっくりと深呼吸をしてみてください。
まとめ
サウナの本質である蒸気の優しさを静かに味わいたいなら「ロウリュ」、圧倒的な爽快感とエンタメとしての楽しさを体感したいなら「アウフグース」がおすすめです。
もし、あなたがまだ熱波師によるダイナミックな風を体験したことがないのなら、ぜひ一度アウフグースイベントの時間を狙って施設を訪れてみてください。
一振りの熱風が、あなたのサウナ観をガラリと変えてくれるかもしれません。
ほかにもサウナでのネタとしてサウナの歴史について以下の記事にまとめているのでぜひ読んでみてください!

ここまで読んでいただきありがとうございました。

